今日の息子のリクエストは
『よるくま』でした。
私も大好きで何百回と読んでいるこの絵本を
今夜も読みました。
あらすじ。
寝付けずにいる男の子と、お母さんの会話形式で
ストーリーは進んでいきます。
男の子が、よるくまのお母さんを
一緒に探してあげる温かいファンタジーです。
最後は『お や す み』という言葉で
締めくくられています。
優しくて温かいお母さん。
男の子が寝付けずにいると、
『まぁ、まだおきてたの?』
というお母さんの言葉から
ストーリーは始まります。
男の子は
『あのね、きのうのよるね、、、』
と話し出すのですが、
お話に出てくるお母さんは
それでそれで?
といった感じに、優しく男の子の話に
耳を傾けます。
『まだ起きてたの?』
『早く寝なさい!!』
じゃないのです。
優しく温かいお母さんの姿が
素敵に描かれていてます。
よるくまのお母さんも
優しく語りかけてくれるので
聞き心地の良い絵本です。
忙しかった1日の締めくくりに。
朝からバタバタな
1日の締めくくりにこそ
読んでほしい一冊です。
心に余裕がなかった日や、
忙しくて、子どもとゆっくり
向き合う時間がなかった日にこそ
この本で、1日を締めくくってほしいです(^^)/
どんなにイライラしていても
この本を読み出すと、
優しい口調にならざるを得ません(^^)
お布団がぬくぬく温かいのか、
心がポカポカ温かいのか、
わからなくなるほど、
こんなに心が温かくなる絵本って
あるでしょうか?!
こんなに心がポカポカになったら、
子どもの睡眠の質も
あがるに違いありません(*^_^*)
じゅんこのこだわり。
『よるくま』を読み聞かせる時の
じゅんこのこだわりが
ひとつあります(^^)/
文字のない、絵のみのページがあるのですが、
このページが私の1番好きなページでもあります。
このページは必ず、最低10秒は
次のページをめくりません。
それが、こだわりポイントです!!
文字はなくとも、よるくまの表情、
よるくまのお母さんの表情から
言葉が聞こえてきそうだからです。
絵本は絵の本なので、どの絵本を見せる時も
絵をしっかり、じっくり見せることを
読み聞かせの時には意識しているのですが、
とくに『よるくま』のこのページは
よるくまが、探していたお母さんに会えた、
大切なシーンなので、この瞬間の感情を
存分に味わってほしいのです(*^_^*)
この絵を見ている時の子どもの表情に
注目してほしいです。
我が家の息子の表情を見る限りでは
『よるくま』の世界に
完璧に入り込んでいます。
よるくまが泣いてしまう時は
険しい眉になり、
一緒に泣いてしまいそうなほどです。
よるくまがお母さんに会えた瞬間は
目がキラキラ。
お母さんに会えた時の、よるくまの涙も
そのまま息子に
伝染してしまいそうなほどです(;_;)
この絵本は色使いや、表情など、
1ページ1ページ、
こだわりを感じます!!
ストーリーも絵も
優しく温かい、素敵な絵本です(^^)/
子どもの心を沢山満たしてくれる
心地良い眠りへ、導いてくれる一冊です。