アリになった数学者


あらすじ

1とはなにか? アリたちに導かれ新しい数の世界へ。

数や図形を便利につかう方法を教えてくれるのが「算数」。「数学」は、そもそも、その数や図形とはなにか? と考える学問です。そんな「数学」の世界を探求する数学者は、ある日気がつくと、アリになっていました。数学者は、アリたちと数学について語りあいたいと願います……。さて、アリたちに人間の数学、「数」は理解されるのでしょうか? 数を通してこの世界をどう理解するか。アリたちが導くあたらしい数の世界へ。

福音館書店

不思議が沢山うまれる。

なぜ人間は数字を用いるようになったのか。

こんな事、考えたこともありませんでした。

考え出すと、『なぜ』と『もし』が

きりがなく想像の世界が広がります。

もし人間に目がついていなかったら、

数字の概念はうまれていなかったんじゃないか?

なぜ、人間は数字を用いるようになったのか?

もし、ゼロという考え方がなかったら、

今、この世の中はどうなっていたんだろう?


未知の世界、未知の可能性。

この本を読んでいると、

まだ知らない世界が沢山あることを

教えてくれているような気がします。

アリの世界の数学を想像しただけで、

沢山のひらめきが湧いてきそうです。

人間がアリの世界の数学を知ることができたら、

人間の数学の世界に革命が起きそうな予感さえしてきます。

読んでいない方は、何を言っているんだろう?!と

思うかもしれませんが、

まずはとにかく読んでみましょう。

脳みそをほぐしてくれる本。

アイデアに煮詰まったり、頭が凝り固まってる人には

ぜひ読んでもらいたい一冊です。

いつもとは違う脳みそが刺激される絵本です。

想像力が豊かな子や、想像力を育みたい方に

おすすめの絵本です。

我が家の長女は考えることが好きなので、

すごく夢中になって読んでいました。

大人が読んでも、とても学びになる一冊です。


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