今日のブログは
ちょっと残念だったお話です。
悲しくなってしまったお話です。
でも、頑張るぞ!!と
覚悟を決めたお話です。
まずは担任の先生に伝える。
確か11月か12月頃でした。
小学校の個人面談の際に
担任の先生に、
4月から、オルタナティブスクールに
通うことを伝えました。
10月にはスクールから
合格通知をもらっていたので
転校することは決まっていたのですが、
担任の先生には
『こういう学校に通ってみようかと考えているのですが、先生はどう思いますか?』
とジャブ程度に聞いてみました。
公立の学校は、アンチオルタナティブの様な
雰囲気を感じていたので、
まずは先生の考えを聞いてみたくて
こんな聞き方をしてみました^^;
先生の返事は、、、
『公立の教師として、立場上、そのような学校をおすすめする事はできない』
と言われてしまいました、、、。
転校しようと思っているスクールの
パンフレットを持参していたのですが、
その言葉を聞いて、
見せる気持ちは一気に
吹き飛ばされてしまいました(:_;)
思っていた以上に
あっさりとした返答でした、、、。
娘の立場になって
考えてくれていない事に
少しがっかり、、、。
考えてくれていたのかもしれないですが
この時は、そんなふうに感じる事が
できませんでした。
しまいには、
『来年度のクラス分けの事があるから、転校するのかしないのか、なるべく早く決めてほしいんですけど、転校するって事でいいですか?転校しちゃうのは、寂しいですけど、、、。』
との担任の先生の言葉に、
転校への覚悟が強まった、じゅんこです(T_T)
最後の先生の付け加えたような、『寂しいですけど、、、』は
ほぼ、心には入ってきませんでした(:_;)
引っ越すでもないのに、転校なんて
担任の先生の今までの対応を
否定してしまった様に
とられてしまったのかもしれません。
伝え方が下手だったのかな、、、(T_T)
と何度も振り返り、考え、モヤモヤ、、、。
文部科学省・不登校児童生徒への支援の在り方について
文部科学省から、
こんな通知が出ています。
『不登校児童生徒による学校以外の場での学習等に対する支援の充実について(通知)』
『登校拒否児童が学校外等の公的機関に通所する場合の通学定期乗車券制度の適用について』
スクールカウンセラーや
教育委員会で働いていた、
知り合いに相談したところ
文部科学省から、こんな通知も出ているし
最近は出席扱いにも、してもらえるから、
心配ないよ!!
と、どの方にも言われていました。
この通知を読み、
子どもにしてもらえる支援を確認し
学校側や区の教育委員会に確認しようと
考えていました。
学校・区教育委員会とのやりとり
担任の先生には事前に2月末には
新しく通うスクールの
名前と住所、電話番号などを書いた
メモを渡していました。
3月に入り、すぐに
副校長先生から電話がありました。
転校の事で、区の教育委員会の方が
直接話しを伺いたいとの事で、
副校長先生が、区教育委員会の担当の方と
繋いでくれました。
区教育委員会の方とは
電話でのやり取りをしました!!
●学校で何かトラブルや問題はなかったか
●義務違反になりますが、それでも良いんですね?
この2点を確認されました。
問題やトラブルは特にないと答えました。
学校に対して不満もないと答えました。
義務違反もわかりました、と答えました。
私からは3点確認しました。
●出席扱いになるか
●成績はつけてもらえるのか
●通学定期を利用させてもらえるか
区教育委員会の方に確認すると
学校長判断になるので
学校長に聞いてください。と言われました。
すぐに学校に電話をして、
この3点を学校に確認すると
すぐに回答できない事もあり、
会って話す約束をしました。
直接、学校長、副校長の3人で
面談をしました。
そして、メモを読み上げながら
学校長にこの様な事を言われました。
『〇〇さんは不登校児童には該当しないので、出席扱いにすることはできません。よって、出席扱いにもならないので、成績もつけられません。ですが、学籍はあるので卒業資格は得られます。』
、、、、、、、、、。
、、、、、、、、。
、、、、、、、、、。
、、、、、、、、。
文部科学省から通知されている
『不登校児童生徒への支援の在り方について』等の内容は
どれも該当しないようです。
想像していた回答とは
全く違ったので、
一瞬、思考が停止してしまいました(*_*)
『〇〇さんは自分の意志で学校を辞めるんですよね?』
と副校長先生に言われ、
だから不登校児童じゃないそうです。
学校にいけなくなる、大きな問題やトラブルがないなら
不登校じゃないんだそうです(T_T)
『大きな問題やトラブルはありましたか?』
と教育委員会の方にも、学校にも聞かれたのって
そういうことなのか????
とこの時に理解しました、、、、。
問題やトラブルがなかったか?と聞かれれば
全くなかったわけではありません。
トラブルや問題を大きくしない様に
努力してきた自負があります。
その自負があっただけに
なんだか、悲しい気持ちになりました(:_;)
騒ぎ立てたり、大きな問題にすれば
不登校児童として認めてもらえて
行政からの支援が受けられると言うことなの?
すぐに切り返しができない私は
『出席扱いにならないと言うことは中学受験をするとしたら、国公立の学校は受験資格が無くなる場合もあるという事ですか?』
とだけ確認しました。
国公立の中高一貫校などの受験の際に
内申が必要だったりするのです。
答えは『そうですね。』の一言。
『でも、学籍はそのままなので、進級も卒業もできます』
と校長先生が言っていました(T_T)
私が確認した3点はどれもだめでした、、。
転校までの2年間の娘の頑張りに応えたい。
娘は2年間、たくさん悩みながら
葛藤しながら登校していました。
休んでしまう日もあったし、
毎日1時間目や2時間目の途中からの登校。
毎週スクールカウンセラーとの面談。
私は毎日、教室の前まで娘を送っていました。
引きこもりになってしまったり、
これ以上心に負担がかからないように、
ケアを心掛けてきたからこそ、
何日も続けて欠席することなく
学校になんとか通えていたんだと思います。
私はこの2年間、娘が学校に通えるように
促してきました。
学校に安心して、通えるように
心のコンディションを整える事を
意識してきました。
ですが、娘にはちゃんと
2年間、一貫していた意思がありました。
この学校は私は通いたくない。
苦しくなってしまう。
自分のペースで、自分で考えて、勉強していきたい!!
その時の、その日の、一時の感情ではなく
2年間、娘の意思は変わりませんでした。
親として、娘の意思に応えようと
思いました。
もう頑張って通わせるのはやめて
娘にとって安心して楽しく通える学校に
行かせようと動き出したのです!!
確かに娘自身のここではない学校に通いたいという
希望はあったけど、その視点で考えると
不登校児童ではないと思いますが、
2年間、通ってみたけど、合わなかった。
苦しかった。
辛かった。
学校に楽しく通えていたら、
転校すら考えなかったと思います。
親として、これ以上は
学校に無理に行かせることは
娘のためにならないと思いました。
教育委員会の対応。
ですが、区教育委員会の方に確認すると
こう言われました、、、。
私が、娘に対して、
学校に行くことを促し続けていれば、
不登校児童です。と、、、、。
新しく通うスクールが
不登校児童の為の施設であり、
公立学校に戻るための支援をする為の施設ならば、
娘は不登校児童として、
文部科学省から出されている
支援の対象となるそうです(T_T)
不登校児童として、
学校に通うことを目標に
頑張り続けなければ、
行政からは見放されてしまう、、、。
なんだか、よくわからない涙が
勝手に出てくる日が、何日か続きました。
何の涙なのか、私は行政に何を望んでいるのか、
娘にとって、この選択は良かったのか、
心を整理するのに、少し時間がかかりました。
娘が、安心して、楽しく学べる環境を作る事。
これを達成できるなら、
親の役目は果たせているのかな、、。
と今は思っています。
行政に見放されたことで、
縛られずに、自由に伸び伸びと
やっていけるんだと、
茨の道を娘と楽しめそうです\(^o^)/
何日か経って、
やっとそんな気持ちになれました!!
じゅんこが今思うこと。
娘が通うことに決めたオルタナティブスクールは
私学に通わせるくらいの学費がかかります。
年間100万以上かかると言うことです。
通学しているのに、通学定期は買えません。
通勤定期を買いました。
一ヶ月分で1万円くらいかかりました。
通学定期だと5千円です。
この国に生まれ育っているのに
一条校、学校法人、公立の学校に通っていないというだけで
通学していても、通学定期を買わせてもらえません。
国公立の受験資格も得られないかもしれません。
フリースクール、オルタナティブスクール、マイクロスクール
色々な民間のスクールが、
この国にいる子どもたちのために
安心して楽しく学べる環境を作るために
尽力しています!!
民間のスクールともっと連携をして
子どもたちにとって、
より良い環境を社会全体で
作っていける世の中になって欲しいです(;_;)
区の教育委員会、学校側には
『前例がない』
と口癖のように何度も言われました(T_T)
あまりにも何度も言われるので
『だったら、私が作らせてみせる!!』
とジワジワメラメラ!!!!
心が燃え始めている、
じゅんこです・v・
まだ、諦めきれない
じゅんこです!!
がんばります!!