低気圧が苦手な次女は低血圧だった。

全般

次女は低気圧が苦手なことがわかりました。

低気圧。

次女が朝、起き上がれない時は

だいたい低気圧な時です。

今朝も起き上がれず、学校をお休みしました。

次女が、朝起き上がれない時は

『頭痛ーる』というアプリで気圧を確認します。

今日もたたき起こす事はせず、ゆっくり寝かせる事にしました。

低血圧。

昨年くらいまで、朝起きられないと

泣いて暴れたり、癇癪がひどい次女でした。

毎日、遅刻か欠席の日々です。

昼をすぎると、いつも元気になります!!

起立性調節障害かな??

とも思い、小児科で相談をして

起立性調節障害の検査をすることにしました。

結果は『慢性的な低血圧』という事でした。

次女の血圧は平均して

上が『75〜95』下が『40〜55』くらいです。

お出かけしても疲れやすく、早寝をしても朝起きられない。

どんな目覚まし時計を使っても、起きられない。

昼になると元気になるのは

低血圧のせいでもあったようです。

看護師さんが次女に

『これは朝つらいよね〜、つらかったね〜。』

『朝きついよね〜、朝からチョコレート食べてもいいよ。』

と次女の気持ちに寄り添った言葉を掛けてくれていました。

低気圧と低血圧のせい。

そんな看護師さんの共感力をみて、

ああぁ〜!!私にそれはなかったなぁと、

心から反省しました。

遅刻と欠席ばかりで高い学費を無駄にされている気持ちでいっぱいで

どうにか朝寝坊を克服させたいと思っていました。

問題を解決したい一心で、小児科に行ったものの

診断は『慢性的な低血圧』。

血圧を上げるおすすめの薬は特にはなく

朝、チョコレートや温かいスープを飲む事をおすすめされましたが

どれも、起き上がってから起こせる行動なので

すぐに解決はできないことがわかりました。

決定的に心からわかったことは

次女自身も困り、苦しんでいる事。

そして、私は次女自身も解決できずに苦しんでいる問題なのにも関わらず

私の立場で解決したいと思っていたという事です。

誰のせいでもなく

低気圧と低血圧のせいなのです。

それぞれが抱えていた感情。

私の気持ちは

とにかく、きょうだいで1番高い学費を払っていて

家計を圧迫している。なのに遅刻や欠席ばかり、、、

泣いて、暴れて、、、こっちが泣きたいよ。

と、、、、。

長男は

次女と同じ学校に入学したかったのにも関わらず

選考外、、、。入学できなかった苦しさを抱えながら

次女が寝坊したり、欠席する姿を見て

『こんなんだったら俺が行きたいくらいだー泣』

と起き上がれない次女に叫んでいました。

次女は

学費が高いこともわかっている。

弟が入学できなくて、どれほど苦しんだかもよくわかっている。

だからこそ、起き上がれない自分を許せなくて

泣いて、泣いて暴れて、次女が1番苦しんでいたんだと思います。

不機嫌な態度は自分に向けているものだったんだと

今なら、理解できます。

それぞれ乗り越えた感情。

私は

私の許容の無さと向き合い、

ただただ見守る事に徹し、自分のネガティブな感情を

次女の行動でポジティブにするのではなく

自分の頭と心で解決しようと決めました。

息子とは話をしました。

入学できている次女を見ていて、腹が立つ感情が湧くのはわかる!!

でも、入学できなかった苦しさは

次女が学校にしっかり通う事で解決できるのか?

私と同様で、自分のネガティブな感情と次女の起きられない問題を結びつけて

自分のネガティブな問題を次女の行動でポジティブにしてもらうのは

間違っているのではないか、、、、。

そして、次女自身も苦しんでいる事を伝えました。

どこまで理解し、伝わったかはわかりませんが

長男も起きられない次女に、

ネカティブな感情をぶつけることはなくなりました。

私も、朝、叩き起こすこともしなくなり

今ではなんであんなにイライラしていたんだろうと思うくらい

今は次女に対し暖かな気持ちで接することができている気がします。

それぞれ、成長できたのかな、、、。

次女の変化。

4月から次女は中等部(小5)になりました。

明らかに寝坊が減り、欠席も週に1回程度になりました。

何より、起きられなかった事での癇癪がなくなりました!!

遅刻の日は電車で新聞を読んだり、英語の勉強をしたり

欠席の日も、太陽を浴びてくる!!とサイクリングに出掛けたり、

家事や自分なりに価値的に一日を過ごす努力をしています。

起き上がれない自分を許せるようにもなったとは思いますが、

私が責めなくなったのが次女の心が軽くなった1番の要因だと思います。

色々なプレッシャーから少し開放されて、

自分と向き合う事ができるようになり

自己調整が上手くいくようになってきたみたいです。

母としての反省が日々たくさんありますが

この反省を子どもたちからのプレゼントだと思って

忘れないように、大切にしようと思います。

次女には『ごめんね』ですね。


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