子どもがごはんを食べないとき
『アフリカの子ども達に比べたら、
あなた達は幸せなんだよー』
だから感謝して食べなさい。
という言い回しを
聞いたことありませんか?
アフリカの子どもを引き合いに出して、
あなた達は幸せなんだよ。
という事を大人が子どもに
言うやつです。
この言葉を聞く度に、
私の心はいつもモヤモヤしてしまいます。
勝手に不幸にしないで。
ご飯を充分に食べられない
アフリカの子どもと日本の子どもを
比べることに、
いつも違和感を感じてしまいます。
勝手に不幸、可哀相にされている
アフリカの子ども達に
謝罪したい気持ちになります。
勝手に比べられて、勝手に不幸にされて、、、。
大変な状況下の中で生き抜いている子ども達も
いると思いますが、
だから不幸か?と言えば、
それは違うと思います。
お腹いっぱい食べていなくても、
幸せを感じながら
暮らしている人はいると思います。
他人と比べて自分が幸せであると思う例
人に比べられるって、
どんな感じか考えてみましょう。
『じゅんこのおでこの広さに比べたら、私なんてまだマシだね。
幸せだと思わなきゃね。』
『借金まみれのじゅんこに比べたら、
私はお金持ちだし、幸せだね。』
『じゅんこって太ってて可哀相だよね、それに比べて
私はスタイルも良いんだから幸せものだよね。』
どう感じますか?
自分が誰かの幸福感を感じるための
踏み台になっていたら、
腹が立ちませんか?
おでこが広くても幸せだし、
借金があったって幸せだし、
太ってても幸せだし、
勝手に不幸にしないでくれ〜!!
と思います。
比べなくたって、
今ある事に感謝すればよいだけです。
わざわざ、誰かや何かを引き合いに出す必要なんて
あるのでしょうか?
他人の不幸の上に自分の幸福を築いているような気がして、
幸せってなんだろう。
と考えてしまいます。
幸せについて
子ども達と本当の幸せについて、よく会話をします。
本当の幸せは、環境に左右されないんだよ。
本当の幸せは、誰にも壊すことはできないんだよ。
1番不幸なことは他人と自分を比べること。
子ども達に私が伝えていることです。
それぞれに自分の幸せを見つけて欲しいと思います。
幸せってなんだろう?
答えのない問いを子ども達と考えながら、
今日も一日を楽しみます。